あのガンホーさんの新作ゲームアプリ「サモンズボード」をプレイしてみた。

  • Grateful Days
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今回は、あのガンホー・オンライン・エンターテイメントさんの、期待の新作ゲームアプリ「サモンズボード」をプレイしてみました。

 

App Store: http://itunes.apple.com/jp/app/samonzubodo/id778344884
Google Play:http://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gungho.bm

 

超絶大ヒットを巻き起こしているパズドラのリリースから約2年を経て、リリースされた「サモンズボード」。その2年の間にも幾つものヒット作を生み出しているガンホーさんですから、この期待の新作も完成度が高いであろうことはプレイ前から予想していました。

 

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アプリを起動すると、見慣れたガンホー・オンライン・エンターテイメントさんのロゴに続いて表示される注意書き。「このアプリは最後まで無料で遊ぶことができます」と言い切るところに、他社の追随を許さない、ガンホーさんのゲームカンパニーとしての誇りを感じます。

 

「サモンズボード」は、矢印の方向を組み合わせてバトルで遊ぶ、スマホ版ボードゲームですが、ゲーム概観や総評については、既にたくさんのレビューサイトが記事を出していらっしゃると思いますので、今回のレビューでは、「サモンズボード」をプレイしてみて、ゲーム企画・開発視点で『見習いたい!』と感じたポイントを2つに絞ってご紹介させていただきたいと思います。

 

見習いたいポイントその1 ― ユーザビリティの追求

シンプルで最小限の項目しかないオプションメニューの中にある「左持ち」の設定。

 

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この設定をONにすることで、ゲームのナビゲーションメニューの位置を左右完全に入れ替えることができ、右利き左利きのユーザーへの両対応のみならず、様々なプレイスタイルに対応して快適にプレイできるように配慮されています。

 

設定の変更と反映も非常に簡単で早いため、状況や好みに応じて切り替えて遊ぶユーザーも多いのではないでしょうか。このような、一見後回しにされがちな機能をリリース当初からちゃんと実装しています。ぜひ見習いたいと思います!

 

見習いたいポイントその2 ― ユーザーの継続利用を高めるコンテンツ

モンスターのメニュー内にある「モンスター探索」のコンテンツ。

 

これは、パズドラにはなかった新しいタイプのコンテンツだと思います。

 

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自分の手持ちのモンスターの中から1体を選んで、アイテム探索に送り出すことができます。(一度に探索に送り出せるモンスターの数はランクによって増える。)

 

設定した探索時間(1、3、5、10、20時間の中から選択)にしたがって、モンスターが様々なアイテムを探索してきてくれるのですが、この探索時間にはお約束の時短支援アイテム(通常は課金アイテムであることが多い)が用意されていません。

 

つまり、モンスターの探索してくるアイテムを入手したければ、文字通り設定した探索時間を待たなくてはなりません。(途中で探索の中止もできません!)

 

さらには、探索終了後、探索に指定した時間と同じ時間内にアイテムを受け取ることで、モンスターの獲得経験値が2倍になるような仕組みが実装されています。

 

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しかも、なんと、探索時間が終了しても、通常ありがちなPush通知が来ない!(そういえば、パズドラでもPush通知はほとんど・・・というか来なかった気がする!)最近の傾向としては、Push通知をうまく使ってユーザーを呼び戻すような傾向が主流の中、ものすごい割り切り。最高のゲームを作れば、そんなことしなくてもユーザーは継続して使ってくれる、という絶大なる自信を見た気がします。

 

※ でも、この「モンスター探索」に関しては、忙しいと時間内に受け取るのを忘れちゃって悲しい思いをするので、できればPush通知で教えていただけませんか?w

 

というわけで、どんなアイテムをGETできるのか超気になる → 指定した探索時間の経過後に速攻でアプリを起動して確認する → またすぐに次の探索時間を設定する・・・の繰り返しとなる。

 

そうなんです!最短2時間以内(探索に1時間を指定した場合)、最長40時間以内(探索に20時間を指定した場合)というサイクルで、ユーザーにアプリを継続して起動してもらえる確率を高める仕組みのコンテンツになっているんです!

 

この仕組みを運営者側の視点で見てみると、現時点でモンスター探索を利用しているユーザーの数、ユーザー属性(レベルや所持してるカードの種類など)や、選んだ探索時間等のデータはデータベースから把握できるわけで、どんな属性のユーザーが、おおよそ何人ぐらい、どの時間帯にアプリを起動する可能性があるのかを運営側でおおよそ算定できる仕組みとも言えます。

 

そのデータに基づいてゲーム内イベントや何らかの誘導施策などを打ち出せば、施策の精度と効果をさらに高められる可能性もあるのではないでしょうか。

 

例:ある特定の属性のモンスターカードをレベルMax状態で所持している一定数のユーザーが、数時間以内にアプリを起動する確率が高いとなれば、次の進化に必要なレアモンスターカードが出るイベントダンジョンをその時間帯に合わせてオープンする等。(レアモンスターカードが出やすいイベントであれば、課金通貨を使ってスタミナを回復させても、お目当てのカードが出るまでやりたいと思うはず。)

 

ここは、今回の勝手な分析で、勝手に想像して、勝手にゾッとした身震いポイントですw
ぼく自身は「モンスター探索」をまだ使い込んでいないので、どんなアイテムが出るかなど詳細は把握しきれていませんが、今後は、期間限定で特殊なレアアイテムが探索できるようなイベントなどが開催されたりして、さらにユーザーの誘導精度を上げ、結果としてユーザーの継続利用率の高いアプリを作る可能性を秘めた、考えぬかれた恐ろしいコンテンツだなと思いましたw こんなすごいの見習えるのかな・・・いつか見習いたいと思います!

 

サモンズボードにはその他にも、パズドラにはなかった新コンテンツとして、ユーザー同士が競争を楽しむことができる「ランキングバトル」や、ユーザー同士の繋がりを楽しむことができる「ギルド」が準備されていて、パズドラの基本システムを踏襲しつつも、全く新しい遊び方のできる魅力的なゲームでした。

 

ランキングバトルでボコボコにやられてリベンジを誓う今日この頃。僕自身も「モンスター探索」コンテンツを使いながら、順調に継続利用ユーザーとなっております。現場からは以上です。

 

サモンズボード公式サイト: http://sb.gungho.jp/

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さとー

さとー

グレイトフルデイズ入社後、韓国・ソウルで3年、ベトナム・ホーチミンで2年半勤務。
『企画、ディレクション、場合によっては制作まで、必要とあらばそこそこできます。
世界中を移動しながら仕事と生活をすることが目標です。』

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