ホーチミンで日本のおいしいお菓子を販売中!! 山本さんご夫妻へインタビュー

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shihori 035

インターン生の金田です。

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ベトナムは現在、経済発展のさなかにありたくさんの日本企業が進出しています。

私がインターンさせて頂いているこのグレイトフルデイズ社もそのひとつです。

ホーチミンは特に進出している日本企業が多く、私も日本人で集まったときなどにお話させて頂く機会があります。

 

注目されているホーチミンですが、実際に海外で働く、ホーチミンで働くとはどういうことなのでしょうか?

shihori 035

今回は、ホーチミンでA&C CONFECTIONERY CO.LTDという会社でケーキやクッキーなどのお菓子製造を行っておられる山本さんご夫婦にお話を伺ってみました。

 

 

会社について

h3「まず、山本さんがされているお仕事について簡単に教え

てください。」

 

h2「日本人の方やベトナム人のかた向けに生ケーキやクッ

キーなどのお菓子を工房で製造してます。ケーキ屋さんという形でお店

を開いてお客さんに会社で直接販売しているわけではなく、工房で作った

商品をお店におろしてます。」

山本さん 063

山本さん 062

h3「一般のお客さん向けにも販売されていますよね?」

山本さん 112

h2「はい! 会社に電話してもらったら、私が配達に行きま

す!!2区・7区・5区などは、配達代30,000 VNDかかるけど、その他

のホーチミン市内は無料で配達させてもらってるよ。」

 

shihori 100

 

 

h3「私も誕生日ケーキを届けて頂いたことがあります。

とってもおいしかったです。」

 

h1「はじめは日本人に向けてお土産用のクッキーだけ製造し

てたの。

で、ホーチミンで住んでいる日本人の方と集まるときにケーキとかを作っ

ていってたんだけど、それが好評で!!

皆さんから生ケーキを売って欲しいっていう要望が強かったんで、生ケー

キの販売も始めたの!」

 

h3「ホーチミンで売ってるケーキって中華系のケーキばっか

りで、日本で売ってるようなおいしいケーキはほとんどないですよねー」

 

h1「生クリームがねー 全然だめなんだよねー」

 

 

日本でのケーキ屋さん

h3「ホーチミンに来られる前は日本でケーキ屋さんをされて

いたんですよね?」

 

h2「大阪の玉造で9年間、ケーキ屋をしてたよ。」

 

h3「ケーキ屋さんをはじめたきっかけは何ですか?」

山本さん 105

h1「私は小さいころからの夢だったの。だから、専門学校と

かに通って数年間はケーキ屋さんで働いたりもしてたの。

ただ、別の仕事もしてみたくなって普通の会社で働きだしたの。

そのとき、会社の取引先の彼と出会って、、、」

 

h3「篤史さんはもとからケーキ屋さんをされてたわけではな

いんですね。」

 

h1「うん、そうだよ。彼と付き合うことになったんだけど、

ある日彼に

夢はなに?

って聞かれてね。

私の夢は何年後かに自分でケーキ屋をすること

かなー

って答えたら

じゃあ、今からやろう!

って言われたの。」

 

h3「おおっ!そうなんですか!かっこいい!!」

 

h2「僕も、もとから自営業してみたかったんだ。それにサラ

リーマンの妻は嫌って言うしねー。」

 

h3「えっ!? そうなんですか?」

 

h1「うん!サラリーマンよりも自営業とか自分でいろいろし

てる人のほうが絶対おもしろいだろうと思ってたの!

彼とも会社辞めるつもりだって聞いてたから付き合ったけど、そうじゃな

ければお断りしてたと思う!笑」

 

h2「変わってるでしょ?」

 

h1「彼は会社で営業してて、営業先で話し疲れて家では全然

話さなかったの!私は家でもいっぱいおしゃべりしたいほうだから、それ

がいやだったの、、、

そんなときにたまたま知り合いの人からケーキ屋さんの空きができたから

してみない?っていう話をもらって、じゃあはじめてみようかってことに

なったの!」

 

どうして海外へ?

 

h3「日本でケーキ屋さんをされていて、どうして海外で働こ

うと思われたんですか?」

 

h1「日本でも職人さんとかアルバイトの人雇ってたんだけ

ど、経営とか大部分は夫婦二人でしてたの。」

 

h2「思ったよりもしんどい仕事だから、

辞めてしまう人も多くてねー」

 

h1「ケーキ屋って結構、体力のいる仕事で、今は大丈夫だけ

ど、10年後、20年後、これではきついなーって思ってたから、今とは

違う働き方を考えてたの。

生ケーキじゃなくて、お土産づくりの仕事とかを考えてたんだ

けど、日本はどこも飽和してて、、、」

 

h3「確かに、日本は全国各地にお菓子のお土産とか数え切れ

ないくらいありますもんね。」

 

h1「私たち夫婦の楽しみが気分転換の海外旅行だったからっ

ていう気軽なきっかけから海外で働くことについて考えはじめたの。」

 

h2「どうせ、日本でお店を続けるとしても改装の時期で、機

械を買い換えたりするのに結構なお金が必要だったんだ。

なら、そのお金で新しいことを海外ではじめるのに投資したほうが

おもしろいかなって思って!

アジアなら日本よりも物価も安いしね。」

 

h1「そう!やっぱり一番の理由はその方がおもしろそうって

思ったから!

どうせ試すなら、

おもしろいほうに投資したい

と思ったの!!」

 

 

なぜベトナム?

ベトナム 国旗

h3「では、数ある海外の国の中でベトナムを選んだのはなぜ

ですか?」

 

h1「どこにするかは、旅行に行ってみて考えてたんだけど、

はじめは中国の上海に行ってみたの。

けど、上海はもうだいぶ発展してて、日本とほとんどかわらなかったの。

だから、正直、ここでは厳しいかなーってなったの。」

上海

 

 

h3「へぇー やっぱり上海って発展してるんですねー」

 

h1「それで、次はどこに行こうか考えてたときに、たまたま

テレビでベトナムの特集番組がしてて。

じゃ、今度はベトナムに行ってみようかってなったの。」

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h3「何日間滞在されたんですか?」

 

h1「ホーチミンに4泊5日。視察ってよりはほとんど息抜き

の旅行で来たの。メコン川クルーズとかにも行ったりしたよ。」

 

h3「実際、ホーチミンに来てみてどんな印象でしたか?」

 

h1「上海と比べて、店員さんの笑顔が印象的だったね。お店

のサービスは日本のほうがいいかもしれないけど、道行く人でも目が

合ったらニコニコしてくれたりとか。」

 

h3「確かにこっちの人は知らない人でもフレンドリーですよ

ね。」

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h2「道を歩けばバイクも多いし、若者が多くて、活気を感じ

たよ。どこでもにぎやかだしね。」

 

h1「あと、お土産のしょぼさ笑 既製品のおいしいお菓子も

ほとんどなかったの。」

 

h3「確かに、日本人にお菓子のお土産買うとき

いいのが無くて、いつも悩みます笑」

 

h1「帰りの飛行機でどうだった?って話してみて

二人ともここがいいんじゃないかって話になったの。」

 

 

ホーチミンに移住前と移住後

h3「ホーチミンに移住する前にどんな準備をされました

か?」

 

h1「ホーチミンには5回、視察に来たよ。

初めて来たときにガイドしてもらったガイドさんの連絡先を聞いておい

て、その人がいい人で材料買う所とか聞いて連れてってもらったりした

の。いい人でよかったわー」

山本さん 060

 

h2「不動産を回ったりもしたよ。日本人向けにインターネッ

トとかで不動産とかいろいろ紹介してるからね。

そういうのを使って、物件を移住する前にあらかじめ契約しておいたよ。

申請に時間がかかるって聞いてたから会社も先に申請して、後は許可待

ちの状態にしておいたよ。」

 

h3「来る前にホーチミンに知り合いはいましたか?

不安はとかはなかったですか?」

 

h2「知り合いはいなかったよ!でも、今はインターネットで

検索すれば大体のことが分かるし、特に不安はなかったよ。」

 

h3「ホーチミンで仕事をしようと考えてから実際に移住する

までにどれぐらいの期間がかかりましたか?」

 

h2「1年2ヶ月ぐらいかな。」

 

h3「ホーチミンに来て今でどれくらいになりますか?」

 

h2「2012年の6月に来たから1年半ぐらい。」

山本さん 073

h3「来ていつごろから会社をはじめられましたか?」

 

h1「来て半年間はベトナムの生活に慣れるための時間にしよ

うって来る前から考えてたの!

ベトナムで仕事をするんだから、ベトナムの習慣や文化、ベトナム人に

いて知っておく必要があると思ってたからね。

だから半年間はベトナム語を勉強する学校に通ったりしながらのんびりと

過ごしたわ。

ただ、テト(ベトナムの旧正月)の時期とかぶったりとかもあって半年

経っても会社の許可がなかなか下りなくて、

結局、会社をはじめるまでには1年間かかっちゃったの。」

 

h3「日本ならありえない話かもしれませんが、

ベトナムでは全然起こる話ですね笑 テト自体が結構長いのにその前後

1ヶ月仕事にならないって話も聞きますし笑」

 

h1「最初は少し焦りもあったけど、半年間ベトナムで生活し

てベトナム人の性格とかをだいたい理解してたから大丈夫だったと思

う。」

 

 

ベトナムで会社をはじめてみて

 

h3「いま、従業員の方は何名いらっしゃいますか?」

山本さん 068

h2「僕ら以外は皆ベトナム人で、従業員が2人 、事務員1

人、会計1人とアルバイト1人がいるよ。事務員さんは少し日本語ができ

るよ。」

 

h3「どうやって従業員は募集されたんですか?」

 

h1「張り紙を近くのご飯屋さんとかに張らせてもらってた

ら、結構すぐに集まったよ。」

 

h3「ベトナムで働いてみて大変だったことはなんですか?」

 

h1「思った通りに仕事が進まないことだね。業者との打ち合

わせで来ると言ってたのに来ないとかいうこともよくあるし笑」

 

h2「すべてがベトナム時間で動くからね笑」

 

h1「最初は日本で同じ仕事をもっと早くできてたこともあっ

て、いらいらしたりもしたけど、慣れた笑

初めの半年間にベトナムの習慣やベトナム人の考え方とかを知ってたの

が大きかったと思う。それがなかったら、たぶん従業員とかにもいらいら

してたかもしれない、、、

でも、ベトナムの習慣とかを知ってたおかげで、昼寝が必要ってのもわ

かってたし笑

あと、衛生面の考え方も違うから、最初はつきっきりで教えたよ。」

山本さん 108

h2「すぐ座りたがるし、ケータイいじるし笑

ベトナムは留守電の要らない国だよ笑」

 

h3「確かに!仕事中であれ、バイク乗ってても、絶対すぐに

ベトナム人って電話でますもんねー笑」

 

h1「最終工程や生クリームとかは私がしてるけど、今では仕

事を覚えてくれてみんな真面目に働いてくれてるよ。」

山本さん 072

山本さん 098

h3「では、ベトナムで仕事をしていてうれしかったことはな

んですか?」

 

h2「うーん、まだ半年しか経ってないからねー

でも、やっぱりおいしいって喜んでもらえたときかな」

 

h1「日本人のお客さんに

日本のおいしいケーキが食べれて嬉しい

って喜んでもらえて嬉しかった。そこは盲点だったの。」

 

h2「ベトナム人のお客さんにも

こんなおいしいケーキ食べたの初めて!

って言ってもらえたときは嬉しかったな。」

 

h3「ベトナムでの商品開発の際に気をつけていることなどあ

りますか?」

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h1「材料探しのときにどの会社の商品を使うかを気をつけて

るかな。

日本だと、どこのメーカーのを使ってもそこまで大差はないんだけど、

ベトナムの場合は結構違ってね、、、

砂糖でも仕入先によって全然溶けなかったりとかあるから、気をつけてる

よ。」

 

今後について

 

h3「今後はどうされたいですか?」

 

h1「10年間はベトナムで頑張るって決めてるの。

けど、その先のことはまだわからないなー。」

 

h2「今は日本人に主に買っていただいてるけど、これから

は、せっかくベトナムに来たんだから、

ベトナム人においしいお菓子を食べてもらいたいな。」

 

h3「最後に、ベトナムの好きなところと嫌いなところを教え

てください。」

 

h1「私はベトナムでののんびりとした時間が好きだな。

仕事が終わった後に外に出て、近所の人が飼ってる犬と遊んだり、近所の

人とおしゃべりしたり。

日本ではこんなにゆったりとした時間は考えられなかったからね。」

山本さん 114

h3「確かに私もそれは思います。私もホーチミンに来てから

は暇があれば友達とカフェに行くんですが、カフェでゆっくりするなん

て、日本じゃ頻繁にできることじゃなかったです。」

 

h1「性格がおおらかになったねとか、若くなったねって言わ

れるの。」

 

h2「僕はベトナム人が外国人でも差別とかしないですっと受

け入れてくれるところが好きだな。

あとベトナム人の素直なところも好きだなー。」

 

h3「私も実際に生活してて、日本人はベトナム人に好かれて

るなって感じます。」

 

h1「嫌いなところは道が汚いところ笑

下を向いて歩いてないとつまずくし笑」

 

h2「水が飲めないこと。

人は好きなんだけど、もっときれいになって欲しいなー」

 

h3「私もベトナムに来て、日本ってすごかったんだなってあ

らためて気づきました。

今日はインタビューにこたえて頂き、ありがとうございました。」

 

 

 

****

 

私はインタビューの他に会社の見学もさせていただきました。

山本さん 103

山本さん 100

従業員の方に仕事のやり方を教えるときや、コミュニケーションをとっておられるとき、すべてベトナム語で話されているのに驚きました。ホーチミンにある会社でも、日本人のいるところでは英語や日本語を使っている企業が多いからです。

 

郷に入ったら郷に従う

日本の考え方を押し付けるだけではなく、ベトナムの習慣、文化も理解する

そうしなければ、海外での会社経営は上手くいかないなと感じました。

基本的なことかもしれませんが、そこがきちんと出来ているからこそ、山本さんの会社はアットホームな雰囲気がつくれている気がしました。

 

山本さんご夫妻、お忙しい中取材させていただき、ありがとうございました。

 

篤史さんがされている、お店A&C CONFECTIONERY CO.,LTDのブログはこちらです。

http://ameblo.jp/milleherbe/

こちらから、お菓子の注文が可能です。日本のケーキやクッキーが恋しいホーチミン在住者の方々、おすすめです!!

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金田しほり

金田しほりIntern

はじめまして
Greatful Daysでインターンをすることになった金田しほりです。
2ヶ月ちょっとという短い期間ですが、ベトナムについていろいろなことを紹介したいと思います。

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