
インターン生の金田です。
先週はベトナムの市バスについてご紹介させていただきました。
ですが、バスのほかにもホーチミンを観光する上で他にもいろいろな乗り物があります。
たとえばタクシー!
ホーチミンではいたるところにタクシーが走っていて、初乗りも約1万ドン(約50円)からと安いので多くの観光客やベトナム人が利用しています。私も日本にいるときはほとんど乗ったことがなかったタクシーですが、ベトナムに来た当初はよくタクシーを使いました。
旅行者にも安全と言われているのは
Vinasanタクシー
Mailinhタクシー
メーターがついているので着いた先でメーターに表示された料金を払えばOKです。この2社以外にもタクシーはたくさんありますが、この2社が比較的安全といわれており、おすすめです。
タクシーはどこの国にもありますが、バイク大国ベトナムには
バイクタクシー
も存在します。
バイクタクシーとは
おじさんのバイクの後ろに乗せてもらって、目的地まで連れて行ってもらうバイク版のタクシーです。
基本はおじさんとの二人乗りです。
時には3人乗りというか無理やり3人乗ることもあります。
よく日本のガイドブックではバイクタクシーはぼったくられることがしばしばあるのであまりおすすめされていません。
確かに正しいです。観光客はまずぼったくられます。
そして日本人は特にぼったくられます。
けれどもうまく使えると、タクシーより安くて、早く目的地に着けるので便利です。
今回は私がベトナムで学んだバイクタクシーでの交渉術をご紹介しようと思います♪
交渉術とはいっても簡単3ステップです!笑
1.バイクタクシーのおじさんを探す
ヘルメットを2つ持っており、暇そうにバイク付近にいるおじさんがいればそれはたいていバイクタクシーです。
わざわざ探さなくても観光地だと向こうから寄ってくることも多々あります。
いきなり
味の素!!!
と叫ばれたら、もうあなたが日本人であることはバイクタクシーのおじさんには、バレバレです。
彼らは私たちが話さなくても韓国人、中国人、日本人をだいたい区別できます。
そして、味の素はベトナム人に広く普及しており、日本人を見つけると味の素と呼びかけるベトナム人も結構います。(これ、マジです)
最初は訳がわからなかったのですが、
いや今でも人にむかって調味料の名前を叫ぶことに理解はできませんが笑
とりあえず、知っているインパクトのある日本語を叫んで、注目してもらうためなんだろうなと思います。
※この写真のおじさんは本物のバイクタクシーのおじさんでいろいろ写真を撮らして!!とお願いする外国人の小娘に笑顔で協力してくれました。
2.行き先を告げる
運転手によっては日本語や英語が堪能な場合もありますが、一番効果的な方法は
住所を書いた紙を見せる
ことです。
ベトナム語や英語を使って口頭で伝えるのもいいのですが、ベトナム語は特に伝わらない場合が多いです。
けれども住所の紙さえ見せればたいていはすぐにわかってくれます。
3.値段交渉
行き先が伝わるとバイクタクシーのおじさんは
ほら乗りな
とヘルメットを渡してきます。
しかーーーし
ここで乗ってすぐに出発してはいけません!!!
バイクタクシーのトラブルの多くは値段交渉をせずに乗ってしまい、目的地についてからとても高い額を請求されるというものです。
乗る前にきちんと
で、いくらなん??
と聞きましょう!!!
ベトナム語だとBao nhiêu tiền? (バオニュウ ティエン?)ですが、英語でも大丈夫だと思います。
観光客や外国人の場合、たいていは高めの値段を言ってきます。
けれども観光客が行く場所はたいてい10万ドン(約500円)以下、ベトナム人ならもっと安くでいけるはずです。ホーチミンの中心地である1区内なら5万ドン(約250円)以下で移動できます。
場所にもよりますが、10万ドン以上の値段を言われたら
ふっかけてきてよるなと感づきましょう!
そしたら
高いわー
高すぎるわーー!!!
ベトナム語だとMắc quá(マック クワー)
と嘆きましょう!
そんなことないよ!そこまでは遠いからこの値段が普通さ!!
全然高くないよー
坂道だから、渋滞してるから、夜だから、、、
いろんな理由をつけて正当化しようとします
そんなときはひるんではいけません
あっそ
んじゃ、いいわ
とその場から離れましょう
たいていは
待ったー!!!
なら○○ドンならどうや?
と値段を下げてくるはずです。引き止められなければ、他のバイクタクシーもしくはタクシーで行きましょう。
実際、私も今朝、寝坊したのでバイクタクシーで会社まで来たのですが、英語表記の住所を見せたため、外国人だなとばれてしまい、
(この頃は黙っていると日本人だと気づいてもらえることが少なく、ベトナム人とよく間違えられるんです笑)
会社まで10万ドンだと言われました。
高いわーと反論すると
遠いんだから、当たり前や!と強気に言われました
あーもう、んじゃええわと言ってその場を立ち去ろうとすると、一気に
待って待ってーーー
んじゃ、6万ドンでいいから
とあっさりだいぶ安くなりました。
ベトナムの紙幣はすべてにベトナム建国の父ホーチミンが同じアングルで描かれている徹底ぶりです。日本人にとっては0が多すぎて分かりずらいです。
そのため値段交渉の際、できればお金自体を見せて、もしくは紙に書いて確認をとりましょう!
※でも財布のお金をすべて見せたりはしないでくださいね!
お金持ってると思われて多額を請求されるかもしれないので!
そして目的地に着いてから約束した代金を払いましょう
いかがでしたか?
こんなふうに少し気をつけてみるだけで、気持ちよくバイクタクシーにも乗れちゃいます♪
ちなみに同じ方法で
ベトナム名物シクロ(自転車版の人力車)の交渉もできちゃいます!
これができればあなたも真のベトナム通になれること間違いなし!!!