
インターン生の金田です。
先日、カンボジア旅行の首都プノンペン編をご紹介しました。
首都プノンペンの次に私たちはシェムリアップへと向かいました。
シェムリアップはカンボジア旅行の目玉でもあるアンコールワット遺跡群がある場所です。
バスで砂煙の舞う道を行くと半日ほどでシェムリアップに到着です。
シェムリアップはカンボジア人の友達たちの家からは遠いので、私ともう一人の友人だけで行くつもりだったんですが、なんとプノンペンに引き続きサンボが一緒に来てくれました!!
とってもうれしかったんですが、シェムリアップに行く前日に言われたのでびっくりしました!
前日に普通に言ってくるあたり、やっぱり日本人とは違う東南アジアの人だなと思います笑
カンボジアといえばアンコールワットを連想する人が多いんではないでしょうか?
カンボジアの国旗にもアンコールワットが描かれています。
アンコールワットは行ったほうがいいよーといろんな人から言われた理由が行ってみてよくわかりました。
スケールが半端ねぇ!!!!!
とにかく広い!!!!!
私はアンコールワットしか知らなかったのですが、アンコールワットの周りにはアンコールワット以外にも
バイヨンをはじめとするアンコールトム
タプローム
など他にもたくさんの大きな、貴重な遺跡がごろごろあります。
ただ広いだけではなく、どうやって石にこんなにきれいに彫れるんやろと感心するような美しい彫刻がたくさんの遺跡に彫られています。
他の国ではこれらの一つだけでも十分、世界遺産として存在し、貴重な遺跡として存在していると思いますが、ここアンコールワットはそんな遺跡が近くにたくさん並んでいます。
そのため、旅行者はアンコールワットの遺跡群を巡る際、一般的にバスやトゥクトゥクなどで移動します。
アンコールワットへ行ったことがなかった私は、遺跡群といっても、それぞれ近くにあるんだからある程度は歩いて巡れると思っていました。
いやー大きな間違いでした。
それぞれの遺跡自体がとても大きくて、歩いて回っていては日が暮れてしまいます。
私たちはトゥクトゥクをホテルで一日チャーターしてもらって、移動しました。
初日はアンコールワットの朝日を見に行くため、4:30起きでした。
まだ暗い道をトゥクトゥクで移動します。
超絶寒かったです泣
カンボジアなら暖かいだろうと思い夏服しか持っていかなかったのですが、(というかホーチミンは年中暖かいので、夏服しか持ってないんですが)朝は肌寒かったです。
トゥクトゥクはバイクの後ろに客席がくっつけられているようなもので、車とは違い、窓などがありません。普段はトゥクトゥクはなんだか車とは違って新鮮でおもしろいんですが、このときは
あー窓があればいいのにー と切実に感じました。
肌寒い中をスピードのあるトゥクトゥクで揺られながら走ると、とっても寒かったです。
留学して寒いと感じたのは初めてです笑
いつもホーチミンでも暑い中、サンボはモコモコの上着を着ています。見ているだけでも暑く、なんでそんなの着てるの?とよく聞いていたのですが
この日ばかりは彼女の服装で正解でした。
まだ暗い中を懐中電灯を照らしながらアンコールワットに入場です。
暗くてよく分かりませんが、人だかりになってる場所があります。
そこだと朝日が見れるんだなと思ったので、その列に並びます。
しばらく待っていると
4:30に起きて、寒いなか来たかいがありました。
すごくきれいでした!!
その後は朝ごはんを食べて、遺跡を見て回ります。
いろいろな遺跡をサンボが説明してくれたのでとても助かりました。
すごいなーと感じつつ、自分が逆の立場だったら、こんなにくわしく日本の歴史や遺跡について説明できないだろうなと感じ、
世界のことを知ることはもちろん大事だけど、まずは自国のことについていろんなことを知っておく必要があるなと感じました。
朝、早く起きたせいもあり昼前にはへとへとになっていました。
普段、ホーチミンで運動を全くしてないのに朝から元気なサンボに続いてあっちこっち飛び回ってはだめでしたねー笑
ベトナム人もカンボジア人もなんですが、彼らには昼寝の文化があります。
サンボは当然のように何時にホテルに寝に帰るのか尋ねてきます笑
当初の予定では入場料が高いので、昼食後もめいっぱい遺跡を見てまわるつもりだったんですが、昼食後にはもう無理ということでホテルに帰って昼寝しました。
翌日はまだ見終わっていなかったアンコールワットの中や、他にもたくさんある郊外の遺跡を回りました。
カンボジア人のサンボと一緒なので、日本のツアーではできないような遺跡めぐりができました。
やしの木の実
桃みたいな味のする果物
もち?の中にバナナを入れてバナナの葉に包んでを焼いたものなどなど
普段、ベトナムでも食べたことのないものをサンボが屋台で買ってきてくれるのです。
それらをアンコールワットなどの遺跡の中で食べながら、おしゃべりしてゆっくりするのはなんだか素敵だなーと感じました。
ただ、サンボはそれだけでは足りなかったのか、
アンコールワットの敷地内にはえている木から木の実をとって食べていました笑
そこらへんにある木の枝を小さな実めがけて何度も投げて採っていました笑
疲れたー
とか言いつつも実を採るために必死です!!
ついには二股にわかれた枝の先をゴムでくくり、三角形を作ることで簡単に実が取れる道具を発明して、次々に実を落としていました笑
カンボジア人にとっては普通なのかはわかりませんが、堂々とやってる割には誰にも怒られることはなかったです笑
そこまで、必死にとるなんてどんなにおいしいのかと気になってサンボからひとつもらったものを食べてみました。
サンボいわく、りんごの仲間だそうですが、
渋くて、ちょーまずかったです。
最終日は郊外にあるジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったベンメリアへ行って来ました。
おおこれがかの有名なラピュタのモデルかー
とはラピュタを見たことがないので全くならなかったのですが笑
他の遺跡とは違いアスレチック感覚で楽しめました!!
ラピュタを見たことがある友人は確かに似ている所もあると言ってたので、ジブリファンはもっと楽しめると思います。
ベンメリアは建物の石が崩れたような遺跡でその石をいろいろ飛び移りながら探検することができます。
面白かったんですが、高所恐怖症の私には正直、怖かったです。
たくさんの遺跡を見て思ったのは、他の国にはなかなかないこれほど立派なものが昔作れたにもかかわらず、なぜ今もカンボジアは貧しいのかです。
サンボは
「賢い人は内戦で皆殺されちゃったから、今、カンボジアには本当に賢い人がいないのよ」
と言っていました。
サンボの意見は極論かもしれませんが、つい最近まで内戦があったことはやっぱりカンボジアの発展に大きく影響を及ぼしているんだなと実感しました。
ともあれ、カンボジア人の友達のおかげで、カンボジア旅行が自分たちだけで行くより何倍も楽しむことができました!!!
Cảm ơn các bạn nhiều!!!(みんな、ありがとう!!!)