
テトに帰国しましたか?
テトに何を食べましたか?
テトにお寺を訪問しましたか?
でも….. 「TET」ってそもそも何?
ベトナム人はテトが大好きで、いつもテトの時期が近づくと嬉しそうです。
テトの時期には、町のいたるところが飾り付けられています。花、果物、ちょうちんなどが道じゅうに飾られます。
女性は新しい服を買って、写真を撮りに出かけます。
ベトナム人は写真を撮るのが大好きです。自撮りの高度なスキルも若いベトナム女子には必須です。
テトは彼女たちにとって絶好の写真撮影スポットが町のいたるところにあるのです。
たとえ、あなたが「TET」を知らなくても、テト期間にホーチミンに来れば、すぐにわかります。
簡単に表せば、こんな感じです笑
町中から人は消え、店はすべて閉まります。
いつもはバイクだらけの危ない道で座りこむことだって簡単にできます!
それでは、私の今年過ごしたテトについてお話します!
テトの2日前に会社のパーティーに参加しました。
みんなでテトの料理を食べました。
宴の後はコインゲームの時間です!
私の会社はゲームが大好きですからね!
ルールは簡単です。
2選手が点線の向こう側をめがけてコインを飛ばします。点線を超えて止まれば商品がゲットできます! しかくいゴールの中に入ればもっといい商品がもらえます。
ただし、ほとんどのベトナム人は、ゴールの中にコインを止めることが出来ません!なるほど、なかなか難しいゲームのようです。
でもブラジルのサッカーのスキルを使えばこんなの簡単♪
よ!ほう!お!
いざ!勝負!!
あららー 飛ばしすぎて机から落ちちゃいました
力が強すぎたみたいですね笑
あーあ、負けちゃった
商品もらえなかった
きちんと点線の先にコインを入れれた人はテーブルに名前を書いてもらえます。
これはラッキー!
そして名前を書いてもらった人はテトの木から1つお年玉を選ぶことができます。
中身は??
2ドル笑
大当たり!!50万ドン!(約2500円)
50万ドンはベトナムで一番大きいお札です!
おぉ!!
20万ドン(約1000円)です! とっても嬉しそうですね!
残念、3万ドン(約150円)だけです。
最後はみんなで記念撮影!
パーティーの最中に変わった物を見つけました。
けっこう重いね!
食べれるかな?
うーん、このままでは無理そう。
もしかして、プレゼントかな?
よっし!なんだかわからないけど、気にいった!!
うん!いい感じ!!
では...
みなさん
よいテトを!
旧正月1日目
テトとはベトナムのお正月のことです。日本や西洋の新暦の新年とは違い、ベトナムのテトでは中国などの国々と同じ旧暦の新年を祝うため、時期は新暦の1月後半~2月前半(毎年変わる)です。
テトの時期にはみんな故郷に戻って、家族と一緒に過ごします。宴を開いて、友人の家やご近所さんを訪問して歩きます。
だから、働きに来ている人が多いホーチミンではみんな田舎に帰ってしまうため、町がとっても静かになってしまいます。
一人でホーチミン市でテトを過ごす外国人はテトをあまり楽しむことができません。テトは家族や友人と一緒に過ごす日だからです。
私は今年Bao Loc市で私のベトナムの家族と一緒にテトを過ごしました。彼らは私の本当の家族ではありませんが、大変よくしてもらっています。
ベトナムの父は漢方を勉強したこともあり、中国の古典や詩などについてとても詳しいです。
最初出会った時は私はベトナム語がぜんぜん話せなかったから、いつも漢字でコミュニケーションをとっていました。漢字で大体のコミュニケーションをとることができるのです!!
だから私はBao Locへ行くときはいつも炭と筆を持って行きます。
私が日本語の本を持っていくと、彼はいくつかの漢字を読んで、大体の意味を理解していました。
そしてベトナムの地名について教えてくれました。
ベトナムの地方名を漢字で書いてくれました。
ベトナム語はもとをたどると昔は漢字が使われていたので、漢字に置き換えることができるのです!
ただ、いま使われているベトナム語は漢字を使わないアルファベット表記なので漢字を知っているベトナム人はほとんどいません。
父の古里はどこですか?
次の日には墨で書いた詩を私にプレゼントしてくれました。
そしてテトに忘れてはならないのが獅子舞です。
獅子舞はテトの伝統文化の一つです。獅子は家の中に入り、悪霊を追放するために舞を踊ります。
舞を踊ってもらった後はその家の家族が獅子舞のダンサーに感謝してお金を少し払います。
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今年の獅子舞ダンサーはあまり上手ではありませんでしたが、楽しかったです。
ベトナムの祝日の中で一番大きいのがこのテトです。ベトナム人にとって家族で集まることができる大切な日です。今年のテトは田舎で本物のテトを味わえた気がします。
ああ、来年のテトも楽しみだなー