グレイトフルデイズより年始のご挨拶。

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明けましておめでとうございます。

グレイトフルデイズの代表を務めております、村上でございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、日本の多くの企業においては本日が2014年仕事始めですね。

改めて年初のご挨拶を、昨年を振り返りつつお伝えさせていただきたく思います。

 

【2013年の振り返り】

 

①アベノミクス!

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2013年は、年始早々から金融緩和政策の影響もあり円安ドル高が進行いたしました。年初1ドル=約87円、年末1ドル=約105円と実に20%近くも変わりました。

円の売上割合が高く、外貨のコスト割合の高い当社にとっては、為替によるコスト増が激しかったです。20%程度も変わったのは正直悲しかったです。

円安が進行したからか、2013年は弊社拠点のあるベトナム(ホーチミン)への日系企業のオフショア開発進出がかなり少なくなったように感じます。いくつもの撤退も見るようになりました。変わって日系企業では、ベトナム市場向けのサービス業の進出が多い年でした。2014年1月1日には、イオンモールのベトナム1号店がオープン!日系では初の大型スーパーマーケットです。

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すごい、バイクの数ですね。

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オープン数日後に見学に行きましたが賑やかでした。日系の飲食店も数多く出店されているようです。ベトナム市場向けサービス業の外国企業の進出は今後も注目です。

 

②パズドラ、大ヒット!

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2013年は、パズドラ大ヒットの1年でしたね! 同時にネイティブゲーム・ビックバン元年とも言える1年だったと思います。

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ほんとに凄まじかったですね、一時期はガンホーの時価総額が任天堂や楽天を抜いておりましたね。2013年2月には月間売上100億円に達したように思います。心から尊敬です。そして夢と希望をもらいましたw。後半は黒猫の進撃もすさまじかったです。パズドラ以前に騒がれていた、ネイティブかブラウザかとの議論は完全に決着つきました。やがてまた第3のスマホOSやらHTML5やら通信環境やらと議論が再燃することはあるでしょうが、2014年は地球規模でネイティブアプリ市場が益々成長していくことは間違いないでしょう。

 

さて、そんなネイティブゲーム・ビックバン元年とも言える2013年、我々グレイトフルデイズとしては、どのようにこの波に乗ったのか???

・・・結論、波に乗れませんでした・・・。2011年後半からUNITYを活用してのネイティブゲームに標準を合わせ研究・開発に着手し、複数のネイティブゲームを開発して参りました、、、。リリースもいたしました、、、。しかし、結果は上手くいきませんでした。※UNITYとは、iPHONEやandroidなど複数のプラットフォームに対応できる、ネイティブゲームでは主流となっているゲームエンジン。

我々グレイトフルデイズらしさの欠いたネイティブゲームっぽいものを空中で複数開発しておりました。ネイティブゲームを作ることが目的になっていたように思います。この辺が最大の敗因と捉えてます。魂が込もってなかったように思います。m_m

この失敗を、必ず今後に活かして参ります。

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2013年10月、ソフトバンクの第2四半期決算発表会において孫正義社長兼CEO(最高経営責任者)は、「100万以上のスマホアプリがあるが、その売上の8割がゲームであり、ゲームを制するものがスマホコンテンツを制する。」とのことを語り、同時に買収したスーパーセルや子会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントを例に挙げ、リスク分散のために数多くのゲームを作る開発トレンドは終わり1つの名作を生み出すことが重要だと主張しております。2014年もネイティブゲーム、スマホアプリ市場に注目ですね、弊社も微力ながらも食らいついて参ります。

 

③ベトナム・オフショア開発!

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2011年の10月にベトナム・ホーチミンに弊社が拠点を構え、実に2年と2カ月が経ちました。

2013年、昨年の大きな実りとして、創業以来弊社の主な開発拠点であった韓国・ソウルから、ほぼ全てをホーチミンの開発拠点に体制を移行し、弊社の主要拠点として確立いたしました。オフショアというよりもむしろ我々にとってはオンショアのようにも思います。現在では、数名を除き主にベトナム人の開発者が、スマートフォン向け、PC向け、ゲーム、WEB問わず、弊社の開発を担っております。尚、韓国・ソウルの拠点は、今後、韓国市場向けサービスの拠点として、一層充実させて参ります。

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また、2013年は、日本×ベトナムの国交樹立40周年の記念となる日越友好年でした。ベトナムにおいても、日本とベトナムの交流にかかわる様々な行事が行われておりました。今後、益々の日越関係の良化を期待したいものです。

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【2014年、「続けることを続ける」をモットーに挑戦いたします。】

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2013年は、多くの失敗とそれによる対応に追われることなど戸惑うことも多く、事業の成長、創出の難しさを改めて痛感いたしました。そんな中、諦めずに挑戦を続けベンチャー精神を強固にできたように思います。いつの間にか薄れかけてしまっていたベンチャー精神を取り戻せた1年と言えるかもしれません。この点が、何よりの収穫となりました!

そして2014年は、不屈のベンチャー精神と仕組みによって「続けることを続ける1年」とし、飛躍の土台を創り上げたく存じます。

弊社ビジョンにあるように、ポジティブなコミュニティで世界を繋げていけるよう、今までの経験と失敗を活かし、グレイトフルデイズらしい魂のこもった作品を本年春を目処にリリースし育てて参ります。ご期待くださいませ。

そのために、チーム・グレイトフルデイズ一同、楽しく全力で邁進していく所存でございます。本年もご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

 

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村上卓郎(たくお)

村上卓郎(たくお)

学生時代から、学生千人規模の「人が集まる」イベント等を複数手がける。大学を中退後、大手レコード会社、人材系ベンチャーと「人が集まる、人を集める」事業の会社にて従事。2002年に現在の前身となるネットベンチャーを創業し、2005年にグレイトフルデイズ株式会社を創業。現在に至ってもネット上にて、心地よく「人が集まれる」場を創造中。

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