
インターン生のLyです。
私はNguyen Tat Thanh(グエン・タト・タン)大学の3年生です。
今、GratefulDaysで2ヶ月間、インターンシップをしています。
皆さん、旅行が好きですか。
旅行といったら、有名な場所や歴史的な場所へ行くことがすぐ思い浮かぶのではないでしょうか。
けれども、最近、とても面白いタイプの旅行が流行っています。
それは「幽霊を捕まえる旅行」(ベトナム語で幽霊を見ることや写真をとることの意味)です。
それでは、「幽霊を捕まえる旅行」とは何でしょうか?
私は正確に言うと「幽霊に会う旅行」だと思います。
日本人の皆さんは、肝試しとか心霊スポット巡りをご存知だと思います。ベトナムのものには共通点もありますが、少し違いますよ。
肝試しは用意された幽霊が、皆さんを怖がらせるように待ち伏せています。
心霊スポット巡りは、幽霊に会うことだけを目的としています。
しかし、このベトナムの「幽霊に会う旅行」の目的は、幽霊に会うだけではなくて、この旅行を通じて危険ところを冒険して、心身を鍛え、一緒に行く仲間たちとチームワークを高めることにあるのです。
この旅行では、若者は幽霊について有名なところへよく行きます。
遠いところだけではなく、比較的近いダラットとホーチミン市にもそのようなところがあります。
ダラットは霧の市として有名で、夕方になると、一気に涼しげな雰囲気になります。午後9時、10時ごろには、街は閑散としています。松林の風で肌寒いので、人はあまり外出しなくなります。
その時間こそが、ダラットの幽霊で有名な場所を訪れる時です。
このような旅行におすすめするところはプレーン(Prenn)峠にある、2つの廃別荘で、
ナン・キ・コイ・ギア(Nam KyKhoiNghia)通り10番のものと
チャン・フン・ダオ(Tran Hung Dao)通りのフランス建築のものです。
ここに行くと、そこに住んでいた住民の幽霊の語が聞けます。
話によると、夜中に子供の泣き声や誰かが歩く音が聞こえたり、白い影や黒い影が見えたりします。うるさいパレードが聞こえるという噂もあります。
きちんと閉めても、夜中、建物の扉ががたがたしています。ちなみに、ここで一泊することも出来ます。
ダラットを離れて、ホーチミン市の街中へ行っても、この新しいタイプの旅行を体験できます。
夜、ホーチミン市美術博物館(1区、フォ・ドク・チーン Pho DucChinh通り)へ行ってみてください。
ここは元々お金持ちの中華家族の邸宅でした。雰囲気が奇妙で、薄暗い感じです。庭には植物が生い茂っています。
夜中、もし縁があったらですが、廊下を通ったかと思うと突然消えてしまう、白い服を着た少女の幽霊に出会います。
それから、悲しい泣き声が聞こえます。
背筋がぞっとしますよね。
一回この旅行に参加してみてください。
こうした体験は、あなたの生活を豊かにし、きっと心を強くします。
ただし、正確な情報ははっきりしないので、この旅行で、実際に幽霊に会った「ラッキーな」人がいるかどうかは分かりませんが、もし幽霊を発見したら、どんな感じだったか教えてくださいね^^