ベトナムでアツいスマホ、アプリとは?ベトナムのモバイル事情まとめ(後編)

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Potential VN mobile market

 

 

こんにちは!通訳のフクです!

 

先日のこちらの記事に引き続き、ベトナムのアプリマーケットについてまとめました。
今回は、後編をお送りしたいと思います。

前編はベトナムでのスマートフォン(以下スマホ)市場規模とベトナムでの端末所持率についてご紹介しました。
後編はベトナムでの人気アプリやベトナムでのモバイル広告、ベトナムの有名なIT企業についてご紹介をして参ります。

 

3.ベトナムでの人気アプリ

ベトナムで人気のあるアプリは何でしょうか?やはりFacebook、Youtube、Candy Crush Soda Sagaなど世界に大人気のアプリが欠かせません。しかし、ベトナム市場むけに作られている、ベトナムのアプリも負けずにユーザーの注意を浴びているようです。それはZalo (OTTアプリ), Zing MP3(音楽を聴いたり歌をサーチしたりするオンラインツール), NhacCuaTui(音楽を聴いたり歌をサーチしたりするオンラインツール)などです。ランキングは少し異なるのですが、Facebook 、 Zalo、Zing MP3、Facebook Messenger、Zing MP3、Candy Crush Soda Saga、Camera 360 Ultimate、My Talking Tom、NhacCuaTuiの人気は強くて、iOSでもAndroidでもよく使用されているということです。

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出典:http://www.appannie.com

 

 

4.ベトナムでのモバイル広告

Admicro(VC Corp直属、ベトナムでのモバイル広告を提供する創設者)の最新の調査によると、モバイル広告市場へのベトナムの予算が150%増えて、今後もっと上がる見通しだそうです。以下の発展を表す数字は、良いシグナルのようで、企業がモバイル広告を新たな手段としてとらえて、サービスやプロダクトをもっと近くユーザーにもたらします。

Nielsen(ニールセン、マーケティングリサーチと分析における、世界最大の企業)によると、ベトナム人は常にモバイルを利用しているそうです。利用している人の54%は寝る前にモバイルをチェックして、91%が一週間中モバイルをいつも持っているということです。それに加えて、好きなメディアを聞かれたら、ベトナム人の35%がモバイルと答えました。モバイルが今後強く発展していく傾向がある一方、使用される率が減っている他のメディア(テレビ、新聞、ラジオなど)による影響もあります。

「ベトナムにてモバイルを通してインターネットを使用する人の割合が上昇しているため、モバイルで広告が企業の指向する手段としてもっと重視されるかもしれません」とアジア太平洋モバイルマーケティング団体のCEO のRohit Dadwai 氏は言いました。更に、今のベトナム人は、ニュースを読んだり、アプリを使用したりするのをPCからモバイルに移すのが習慣となっています。ユーザーがいるところに広告があるので、モバイル広告をもちろん広がり、やむを得ない傾向になりました。

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Zalo(OTTアプリ)のようなモバイル向けのアプリは、モバイル端末に直接に広告すると、一番効果があります。現在、Zaloのサービスとプロダクトはアプリやモバイルウェブに入り込むバナーを通じて、ユーザーに紹介します。ユーザーの傾向によって配信することができるモバイル広告を強化すると、プロダクトがユーザーに対して高い地位に立つようになると思います。

 

 

ベトナム人のたくさんのユーザーがモバイルを通じて情報を調べて買い物をしています。ユーザーはモバイル広告の通知によって買い物決定に多く影響を受けます。2013年2月のInMobileの調査結果によると、調査対象の75%は新製品の情報を受け取るのがモバイルによるそうです。モバイルでインターネットを使う人の59%が、モバイル広告をテレビ広告やインターネット広告のように受け取ると答えました。80%のユーザーはこれからモバイルを通じて買い物する予定があるそうです。

 

 

モバイル広告の効果によって、ベトナムで、Ford、Heineken、Tiger(ベトナムのビールメーカー)、Vietnam Airlines、VietjetAir、Sony、Piaggio、Sanyo、VPBank、Vietinbankなど有名な企業やメーカーがこの方法を選択しました。
(出典: Admicro)

 

 

5.ベトナムの有名企業

3つの有名と認められるIT企業についてご紹介します。それは、Vinagame (VNG Corp)、FPTSoftwareとVCCです。

•Vinagame (VNG Corp)

2004年に設立されて、ベトナムで一番大きなポータルサイト(Zing.vn)に成長しました。オンラインのエンターテインメント(音楽、ゲーム、ビデオ、ニュース)、ソーシャルネットワーク、電子商取引をベトナムの2000万人のインターネットを使用している人に提供しています。ベトナムのインターネット業界を開拓しています。エンターテインメント、コミュニティネットワーク、アプリなどのプロダクトの数が20以上で、業界の多数を占めて、人気がだんだん出ています。

<プロダクト>
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•FPT Software

1988年に設立されました。ITと電話通信事業を中心に営業しているので、ベトナムの57/63県にもサービスを提供しており、市場を広げていきます。現在FPTは17か国(ベトナム、ラオス、タイ、カンボディア、シンガポール、アメリカ、イギリス、日本、マレーシア、オーストラリア、フランス、フィリピン、ドイツ、ミャンマー、クウェート、バングラデシュ、インドネシア)に支店があります。
創業から26年間たった現在では、ソフトウェア、システム統合、ITサービス、ITのプロダクトを配分して作成する分野でFPTがベトナムの一流になっています。他には、ベトナムオンライン広告のナンバーワンの地位を誇っています。毎日アクセス回数が4200万数の電子メディアを有しています。その上、FPTが大学と専門学校を運営しており、学生数は16000人に及びました。

 

•VTC Online (VTC に直属)

2008年に設立されました。デジタルコンテンツを中心に活躍しています。ベトナムの一流会社の支社の会社なので、VTCの20年間の経験やトレードマークがあります。ゲーム開発、ソーシャルネットワーク、電子決済、デジタルコンテンツとIT教育、オンライン教育といった分野から成功が出ました。VTCOnline は現在、3つの支店があり、北部、中部、南部に分散しています。

 

まとめ

 

ベトナムのモバイルマーケットはどう思われますか?確かに新しくて若くて潜在能力を持っていますが、チャンスとともに、チャレンジしなくてはならないことも少なくないでしょう。ただベトナム市場の条件やニーズをよく把握して、それに合わせて適当なプロダクトを提供して良いと思います。不足な情報ではありますが、ベトナムモバイルマーケットに興味を持っている方に、少しでも訳に立てばと思っています。

 

参考文献
http://thientammedia.com/
http://kinhdoanh.vnexpress.net/
http://news.zing.vn/
http://gamek.vn/
http://www.baomoi.com/

http://nhipsongso.tuoitre.vn/
http://www.reviewcompany.vn/
http://www.gopfp.gov.vn/
Dân trí 新聞、VnEconomy

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はじめまして!通訳を担当させて頂いているフクです!通訳の役割を通じて日本語に挑戦!一年間大阪大学で留学してきました!大好きな日本について、仕事を通して学んで成長していきたいです。

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