みなさん、こんにちは。
インターン生の長尾です。
今回、僕がベトナムで生活する中で感じた事について紹介させて頂きたいと思います。
街中を歩いていた思ったことが、ベトナムにはカフェの店舗数がものすごく多いということです…!そこで今回は、「 ベトナムのコーヒー事情 」について調査してみました!
米農務省(USDA)発表の資料を元に、世界のコーヒーの生産量、日本の輸入量、消費量について見てみましょう。
世界の国別コーヒー生産量を見てみると、
1位はブラジル、2位はベトナム、3位がコロンビアとなっており、グラフ結果を見てみると、ベトナムが全体の2割を占めているのが分かります。
ベトナムは爆発的にコーヒーの輸出量を増大させ、2000年にはコロンビアを抜き、ブラジルに次いで世界第2位の輸出国となりました。わずか10年の間に、輸出量を10倍以上にも増加させました!!
次に、日本の輸入量について
1位がブラジル、2位がベトナム、3位がコロンビアとなっています。やはりここでもこの3カ国が上位独占状態です。
輸出量が年々増加し輸出大国となっている3カ国ですが、生産量や品質の問題点からコーヒー豆の価格の暴落が生まれ、フェアトレード無しには農家の人々の収入が現段階でも大変少ないのが問題となっているそうです…。
最後に世界の消費量について
1位はアメリカ、2位はブラジル、3位はドイツとなります。
世界No.1の生産国であるブラジルは、消費国としてもトップクラスです!
市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、ブラジル人のパッケージ入りコーヒー購入量は今年103万トンに達し、米国を抜いて世界最大になると見込まれております。一方ベトナムはというと、ここにはランクインしておりません。
が、しかし!米農務省によると、コーヒーの世界需要は今年、過去最高に達する見通しです。また業界団体の国際コーヒー機関(ICO)は、コーヒー輸出国の消費が米国やイタリアといった輸入国の2倍のペースで伸びるとみております。
ベトナムの方が朝昼夜とカフェでコーヒーを飲んで話している光景は良く見かけます。
いや、本当に良く見かけますよ(笑)
これが、消費量に繋がっていることは間違いないですね!
彼らがよく飲んでいるのが「Café da カフェダー」という、いわゆるアイスブラックコーヒーです。真っ黒の濃いコーヒーに氷をいっぱい入れて、それが溶けるのを待ち、溶けてから飲みます。
一般的に知られているベトナムコーヒーは、練乳を入れたカップの上にフィルターを置いて湯と挽いた豆を注ぎ、コーヒーと練乳をかき混ぜて飲むベトナムのスタイルですね!
暑いからと言ってコーヒーを一気に飲むなんてことは、ベトナム人はあまりしません!
ベトナムのコーヒーはアメリカンコーヒーなどに比べるとかなり濃く、一気飲みをしたら胃が荒れてしまいます…。(笑)
またベトナムの人々は、コーヒーと共にタバコだったり、おしゃべりだったりと、ゆっくりとした時間を好みます。
そして、2013年2月1日、ホーチミンの中心地にスターバックス一号店(?)がオープンしました。
今後はベトナム全国で数百店舗展開する展望もあるようなので、さらにベトナム国内の消費量が増加するのには間違いなしですね…!
「ベトナムのコーヒー事情」に関して、いかがでしたでしょうか?
発展途上国と呼ばれる国々の中でもベトナムは特に成長が著しいということがお分かりになられたかと思います!
しかしそんな中でも、ベトナムにはゆったりとした時間を過ごせる空間がたくさんあります。皆さんも是非ベトナムで体験してみてください!
参考資料
http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome
http://www.agf.co.jp/enjoy/cyclopedia/zatugaku/circumstances.html