自然が作った不思議な観光地、オウム山とは?

  • Grateful Days
cockatoo-583922_1280-1024x680

 

私はインターン生のTrúcです。
現在、Nguyen Tat Thanh(グエン タト タン) 大学の三年生です。
本日はホーチミンから300km離れたAn Giang(アンジャン)県にある、オウム山について紹介します。

 

An Giang(アンジャン)県

 

 

 

オウム山とは?

オウム山は “Núi Ông Két” (ヌイ オン ケット)という名前で知られています。
この山はアンジャン県での中で有名な七つの山のうちの一つです。
山の山頂から少し西側の標高100メートルほどのところに大きい岩がはみ出ています。人々はこの岩でオウムの頭を連想したため、この山はオウム山と呼ばれています。

oum2

地元の人によると、このオウムの頭は、ある一年間でゆっくり方向を変えたそうです。最初オウムの頭は西に向いていましたが、今では北に向いています。その理由は分かっていません。

 

 

山頂に登るためには、険しい階段を何千段も登らなければなりません。しかしその階段を登りきり、オウム山の嘴から景色をみると、自然の壮大さを感じます。
オウム山には”Sân Tiên” サン ティェン(神仙庭)や”Giếng Tiên” ジン ティェン(神仙井戸)などがあります。この山にはほこらがたくさんあり、それらに関する伝説もあります。
また洞窟もたくさんあり、10名以上の修験者がこの山へ修行しに来ました。そして数多くの人が修行することによって、この山は修行場所として有名になっていきました。oum3

 

オウム山にある神聖なほこらとは?

オウム山にあるほこらの中で有名なのはHuỳnh Long(フィンロン)ほこらとU Minh(ウミン)ほこらです。

フィンロンほこら

oum4

フィンロンほこらは大きな岩の上に建てられていて、となりに広い庭があります。

 

ウミンほこら(入り口)

oum5

ウミンほこらは深い洞窟にあり、外に大きな蛇の像があります。ウミンほこらの下には、一人しか入れない幅の洞窟があります。洞窟に入る道はジグザグしていますが、10メートルぐらい行くと洞窟は広くになって、崖に接続します。この洞窟にはハンートイという名前がつけられています。幸運で縁があると、この洞窟で天国の景色が見えると言われています。

 

神仙井戸―Giếng Tiên―(ジン ティェン)

oum6

山頂に近づくと、20メートルの高さがある大きい岩の間に井戸があります。その井戸は”Giếng Tiên”(神仙井戸)と呼ばれています。この井戸は岩と一体化しています。不思議なことに井戸の中の水は甘くて冷たくて、一年中枯渇しません。こんな高いところに井戸があり、さらにその井戸が枯れない事はなんとも不思議なことですが、この井戸がなぜあるのか知っている人は誰もいません。

 

このきれいで神秘的な景色は自然がつくりだしたものです。
そのオウム山も数十年前にはさびれていて、地方の人が木や果樹を植えるための小路しかありませんでしたが、最近ではたくさんの人々が訪れる観光地になってきました。
oum7

オウム山の観光旅行は今が最盛期

私の友達はアンジャン県出身です。二ヶ月の前に、私は友達の家族と一緒にオウム山へ行きました。遠くからこの山を見たとき、言葉では言い表せられない神秘さを感じました。
もしオウム山に来ていただければ、この不思議な感情がわかると思います。

 

みなさんも、機会があれば観光に行ってみてください!

 

 

Comments

comments

  • Grateful Days

About author

グエン・タト・タン大学短期インターン生

グエン・タト・タン大学短期インターン生

グエン・タト・タン大学で日本語を学んでいます。グレイトフルデイズ株式会社にて2カ月間インターンとして働きます。よろしくお願いします!

関連する記事

Return Top