
「シンチャオ!」
海外インターンシップで、ベトナムに来ている林田杏菜と、矢野悠理です!
突然ですが、
私達、こんな疑問を頂きながら、ベトナムにやってきました。
『人間は誰しも、認められたい、共感されたいという欲求の中で生きており、その欲求を相手に伝える最も簡単な手段は、言葉なんじゃないかと思うんです。少なくとも私たち、いや日本人はそうなんじゃないかと。しかし、海外に目を向けると違うかもしれない。。。』
と、考えつつ、「どうしたら確かめられるのかなぁ?」、なんて真面目に考えていたのですが、
いざ!ベトナムに到着して交わした言葉が、
「バイクの量やばいよね~。」
「若い人多いよね~。」
と、内容の薄いものだったことは置いといて(;^ω^)(笑)
初めてのベトナムで、ベトナム語も英語も出来ませんが、この問いの答えを求め、
Let’s Research!!!!!
おっ!?カフェ発見!!
歩き疲れてちょっと休憩していると、
えっーーーーーー?!!!!!
ベトナムに来たはずなのに、日本語がきこえてきたのです!
「居心地が良くて忘れていたけど、ここベトナムだよね(;・∀・)?」と、確認のため当たりを見渡すと、
なんとその目の前には「ドンズー日本語学校」という学校があったのです。
チラッと見えるバイクは生徒さんたちのものです!日本語の後ろに、ベトナムの国旗が掲げられていて、なんだか温かい光景ですよね!
これはチャンスだと思った私たちは、「好きというポジティブな言葉で繋がり、ベトナムと日本の交流を広めたい!」という想いから、
「あなたのすきな日本語は何ですか?」
と、ベトナム語で書いたプレートを手に、学校終わりの生徒さんたちに突撃インタビューしてみました。
勇気を振り絞り、ドキドキしながら質問してみると…
皆さん親切に答えてくれました!
ご協力ありがとうございました!!!!
皆さんは、どんな日本語が出てきたと思いますか?
私たちは驚きました。
なぜなら、出てきた答えが
「一生懸命」
「一期一会」
「好き」
「大好き」
「心」
「愛している」
「面白い」
というものだったからです。「好き」「大好き」に関しては4人も!ちなみに、
「やばい」
「まじか」
といった、私たちもよく使う言葉もでてきました(笑)
ベトナムの学生がこんなにも日本の言葉を知っているという事実、そしてそれがとてもポジティブな言葉であるという事実に、私たちは感銘を受けました。
「一生懸命」と答えてくれた彼がこの言葉を選んだ理由は、「自分や家族の為に一生懸命頑張りたいから」だと。以前にSkypeでベトナム人の学生と会話したことがありましたが、その時も「勉強したら豊かになれるのにどうして勉強しないの?」と言われて、すごく勉強熱心だと思いました。そして現地で彼に言われたときに豊かになるため、家族を養うために勉強してスキルアップをしたいと言われ一生懸命の言葉が似合うのと同時に、自分も負けないように頑張らないといけないと思いました。
私は「一生懸命」という言葉が「好き」になりました!
友達になった証として、パシャリ!
「好き」と答えてくれた彼女がこの言葉を選んだ理由は、「響きがきれいで、言葉の意味も好きだから」だと。
「日本が好き」だと言ってくれた時、私は「好き」というたった2文字の言葉の持つポジティブな力を実感しました。「好き」って言葉、素敵だなぁと。
私は「好き」という言葉を「好き」になりました!
こちらも、友達の証として、パシャリ!
(いい笑顔…!!!)
私たちはこのたった何分間で、ベトナムの学生と友達になることができたのです!
ちょっとした行動力で、国を超えて友達ができるって、とても素敵なことではありませんか?
「ありがとう」で一杯になった私たちは、心からの「ありがとう」を伝えました。
すると、
「ありがとうございます。さようなら。」と日本語で返してくれたのです。
私たち二人は、「ありがとう」という言葉も「好き」になりました。
誰かが言った好きな言葉が「好き」になる。
誰かが好きな言葉で「ポジティブ」になる。
そのことを私たちはこの経験を通して肌で感じました。自然とお互いが助け合い、感謝を伝え合い、友達になることができました。その瞬間、私たちは繋がっていたのだと。
私たちは「一期一会」という言葉も「好き」になりました。
「皆さんも、世界の人達と自分の好きを共有してみませんか?」