皆様、改めまして、明けましておめでとうございます。
グレイトフルデイズの代表をしております、村上タクオでございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
仕事はじめも落ち着いた頃合いということで、恒例の振り返りと年初のご挨拶をさせていただきます。
まずはじめに、私たちの取り組みを簡単におさらいしておきますと、主にインターネットサービス(ゲームやアプリなど)をベトナム・ホーチミンで開発・制作し、日本や韓国のネット越しのユーザー向けにサービス展開しています。創業来、企画・開発・運営はワンストップで自社内にて行っており、ここ数年は、インターネットサービスの企画や運営力やベトナムでの開発力を強みに関連した事業も行っています。
さて、
2018年、私の振り返りは、「目先の日々に追われ、成長の壁を感じた1年」とまとめます。
2018年は、「引き続き地道に積み上げ、組織化・仕組化を徹底する1年」をテーマとしてスタートしており、客観的には地道に積み上げて成長の芽を育むことは実現できましたが、日々に追われながら、片隅に意識をしながらもチーム開発に注力することができませんでした。
重ねて組織の規模が拡大する中、丁寧な共有やコミュニケーションが疎かになりチームの歯車をぎこちなくさせてしまったと反省しています。
事業としては、2016年以降変わらずに、3つの事業にフォーカスして2018年も事業活動を行いました。
①「インターネットゲーム」事業
2018年、10年周年を迎えたアバターゲーム「ミル(www.milu.jp)」、再成長はできてませんが、多くのファンの方々に囲まれ、引き続き独自のサービスを維持して参りました。
移り変わりの激しいインターネットサービス業界(特にゲーム)において、10周年を迎えるサービスは少なく、老舗サービスの仲間入りできた感がありますw
次の10年、20周年となる2028年に向けては、ミルの進化版となるサービス作りにも改めて着手しており、今年中に、皆さまにお披露目できると思っています。
②「オフショア開発」事業
ベトナムでのオフショアITの開発力・3Dグラフィックの制作力を活かし、主に東京のIT企業のクライアント様からの受託業務を強化しました。大手企業や有名タイトルにも携われ、益々自信が付いてきた感があります。また、VRやVチューバーなど、最新分野の取り組みも増やしており、有難いことに仕事を通じた学びや事業機会への備えをさせていただいております。
クライアント様の大半とは継続した取引をさせていただいており、価格と品質に満足をいただけると思いますので、アプリ、ゲーム、ウェブ等の開発や3Dグラフィックの制作について、ご関心ある方はお気軽にお声がけくださいませ!
http://www.gdays.jp/lp3dgraphic/
③「IT×福祉」事業
「IT×福祉」の事業は、別法人にて2016年春に沖縄にてスタートした新事業で、障がいのある方々に、インターネットで働く私たちのノウハウによる育成や支援と共に、インターネットサービスの運営を行っています。
昨年は、私たちと関わった障がいのある方々の活躍の場を広げるために、越境EC(ネットショップ)の事業、企業の障がい者法定雇用を支援する事業を開始し、試行錯誤しております。
展開エリアも沖縄県以外にも九州の福岡県、大分県、長崎県、熊本県に広がりました。
また、この数年培ってきた障がいのある方々への支援や育成のノウハウを活かし、障がいに不安のある中高生児童を対象とした、就労の準備や社会での自立を促した児童支援(療育)にも着手し、好評をいただいており地域社会への貢献と共に事業発展の手応えを感じております。
また、別法人での取り組みでは、沖縄や九州において昨年も自治体との立地協定締結や沖縄県によるベンチャー企業の支援対象企業に採択いただく等、益々の注目や期待をいただけまして有難く感じております。
さて、2019年のテーマですが、「決める、任せる、進める1年」といたします。
2015年のドン底から3年が経ち、新たな成長を実感する裏腹で成長の歪みを感じた2018年、グループ全体における複数の事業(複数の既存事業に加え複数の新規事業)、複数の拠点(3か国、8都市、15拠点)、日々拡大を続ける体制(150名弱)、異なる体質のメンバーとの協業(例えばITなヒト、福祉なヒト、外国のヒト等、多様性に富んでいる)といった、戦略的に他社にない独自性を育む上で起こる課題も多々あり、同時に事業のスピードを重視する方針が、くすぶっているそれらの課題の火種を引火させ、火消しに追われることにもつながりました。
2019年、あるくらい速度感を保ちながら、事業と組織の両輪をしっかりと重視し、歪みのない確固たる成長基盤を実現するために、「決める、任せる、進める1年」をテーマとします。
知恵を絞ってじっくりと考え抜くことで、精度を高めたり、バランスを保つことが重要であることはもちろんですが、とくに「決める」ことに工夫とスピードを凝らすことを重要視し、自らができるだけボールを持たず、できるだけ自走できるメンバーに任せ、かつ任されたメンバーがスムーズに成果を出せるようにフィードバック等のサポートに回ること、ルールや仕組み化による円滑化な推進を優先します。コスト過多になってしまう懸念を感じるので、そこはしっかり意識したいと思います。
事業においては、今年も引き続き、上記①、②を軸からブレずに注力し、別法人にて成長が見込めている③を含むグループ全体における「互いに歩み寄り、協力し合い、シナジーを具現化すること!」を強く意識して取り組んで参ります。
※写真は沖縄の北谷にあるビーチサイドが自慢のオフィスの社窓からですw
※自慢の北谷オフィス、休み時間は目の前(徒歩1分)のビーチサイドでも楽しめます♪
そして、チーム・グレイトフルデイズの主要メンバーである私のKPTといたしまして。
●2018年、うまくいったこと、2019年も継続したいこと (Keep)
・愚直に成果や数字に向き合い、日々積み上げたこと
・複数の勉強会等に参加して新たな学びを得たこと、高め合う友人や知人を得たこと
・ピッチイベントやコンテスト等にアプローチして一定の評価を得たこと
・社長業としてすべき役割において一定の成果を得たこと
・派生する新規事業を複数仕込み、継続する手応えや火種を得たこと
●2018年、うまくいかなかったこと、問題なこと (Problem)
・組織化や仕組化に向き合えず、共有や協力も弱く、チームを混乱させた
・管理体制、収益基盤を強化できておらず、業務への集中や働きやすさを円滑にできておらず、結果として振り回されることになった
・採用活動において、あと一歩のところで採用につながらない事例がいくつかあり、採用力の弱さを感じた
・役割と責任の線引きや任せ方がうまくできず、新たな取り組みの事前調査、段取り、仕込みにおいて甘い部分や中途半端になることがあった
・社内へのコミュニケーションとしてレターを送りはじめたがイマイチ続いてない(すみません^@^;;)
・今年も健康管理ができてない(マラソンも完走できなかったw)
●2019年、ためしたいこと、挑戦 (Try)
・管理体制、収益基盤の強化にトライ
・派生する複数の新規事業の成長フェーズにトライ
・中長期に向けた戦略の具体化、企業文化や組織&人財開発にトライ
・社内へのコミュニケーションとして継続発信にリトライ
・健康診断、定期的な運動にトライ(マラソンに今年もリトライし完走するw)
・「決める!」に工夫を凝らし、仕事の中身や時間の使い方を変える日々にトライ
最後に。
余談ですが、行動指針を推進する公式キャラクターが昨年誕生いたしましたので、便乗してお伝えしておきます。
■3つの行動指針
⑴ 99%は速度を優先し、最後の1%は品質に妥協しない。
⑵ 工夫し、改善し、仕組化し、1分1秒の価値を高める。
⑶ 論理的に考え、率直に話し合い、主体性を持って動く
キャラクターは、ソッチョクマ(男の子クマ)とロジックマ(女の子クマ)で、主体星という星から来ましたw
上記の行動指針の3番目にある、論理的(ロジック)に考え、率直(ソッチョク)に話し合い、主体性を持って動くべしというところに特にフォーカスしたキャラクターとなっていますw
昨年、印象的だった社内行事の様子もご紹介もさせていただきます。
ベトナム・ホーチミンにある開発&制作の拠点のメンバーたちと社員旅行でムイネーというベトナムのリゾート地に行ってきました。
ベトナムでの取り組みも今年で8年目となりますが、初期の頃からのメンバーは家族連れで参加していたりしてファミリーな感じが温かかったです♪
ということで、話が多少脱線しましたが、締めに入ります。
危機的なマイナスの状況となって立て直しから丸3年が経ち、紆余曲折ありながらも、一定の回復と成長実感を実現でき、今年は個人的にも40歳の大台を迎える年なので、不惑の40、ワクにハマらない発想や行動を心掛け、引き続き地道に、華の40代をキックオフをしたいと思います。
沖縄生活も丸3年が経ちました。
今年の活動エリアについては、変わらず沖縄生活がベースとはなりますが、毎月1回程度、東京と九州に数日程、3か月ごとにベトナム・ホーチミンに数日程、滞在するイメージです。
また、新たな視野や機会をつくるべく、その他の地域にもなるべく積極的に関わりたいと思っています。
今年も移動が多い1年となりそうですw
沖縄生活の3年、その前3年半のベトナム生活においても、東京はたまに来てはいるもののショート滞在が多く、ご無沙汰している方が多く恐縮しておりますが、今年は、東京でご無沙汰している方々にもできるだけ積極的にお会いさせていただきたいと思っております。(今年こそw)
それでは、2019年、ぜひ楽しく過ごして参りましょう。
改めて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。